「腰が痛いけど、どのツボを押したらいいの?」
腰痛といっても、痛み方は人それぞれです。
「急にギクッと痛くなった」
「腰からお尻まで張っている」
「動くと脚まで突っ張る」
このように、痛みの出方によってセルフケアで使いやすいツボも変わります。
今回は、腰痛のセルフケアとして覚えておきたい3つのツボ、
「腰痛点・委中・陽陵泉」
を、症状別にご紹介します。
腰痛点(ようつうてん)
【別名:腰腿点(ようたいてん)】

重い荷物を持ったときや、身体をひねった瞬間に、
「ギクッ!」
と急に腰が痛くなったことはありませんか?
いわゆる「ぎっくり腰」のような急な腰痛に対して、鍼灸では腰痛点というツボを使うことがあります。
腰痛点はどこ?
手の甲に2箇所あります。
①人差し指と中指の骨が合わさるV字のところ
②薬指と小指の骨が合わさるV字のところ
手を大きく開き、指の付け根の水かきの部分から手首に向かってたどるとわかりやすいです。
腰から離れた場所にあるため、腰を直接触ることがつらいときにも使いやすいツボです。
こんな方におすすめ!
・急に腰が痛くなった
・ぎっくり腰のような痛みがある
・腰を動かすのがつらい
・腰を直接押すのが怖い
☆セルフケア☆
反対側の親指と人差し指で、手の甲を挟むようにしてやさしく刺激します。
強く揉み込む必要はありません。
「少し気持ちいい」くらいの刺激を目安にしましょう。
委中(いちゅう)

「腰だけじゃなく、お尻も痛い」
「太ももの裏がパンパン」
「立っていると腰から脚まで重くなる」
そんな方におすすめしたいのが、委中です。
委中は、腰から離れた膝の裏にあるツボです。
委中はどこ?
膝を軽く曲げたときにできる、膝裏の1番濃いしわの中央付近にあります。
委中は、腰痛に対して昔から使われてきた代表的なツボのひとつです。
こんな方におすすめ!
・腰からお尻にかけて張る
・太ももの裏が硬い
・立ち仕事で腰が重い
・腰と脚の後ろ側が一緒につらい
☆セルフケア☆
膝を軽く曲げた状態で、指の腹を使ってゆっくり刺激します。
痛みが強い場合は無理に押さず、気持ちいい程度の刺激にしましょう。
陽陵泉(ようりょうせん)

「腰を動かすと脚まで突っ張る」
「太ももの外側が張る」
「腰だけではなく、脚の外側も疲れている」
そんなタイプの腰痛には、陽陵泉というツボがあります。
陽陵泉はどこ?
膝下の外側にある骨(腓骨)の出っ張り(腓骨頭)の前下方にあるくぼみ。
膝の外側を触って、丸く出っ張った骨を探すと見つけやすいです。
こんな方におすすめ!
・腰を動かすと脚も突っ張る
・太ももの外側が張る
・運動後に腰や脚が重い
・腰だけでなく下半身全体が疲れている
☆セルフケア☆
親指などでゆっくり刺激します。
強く押し込むのではなく、「痛気持ちいい」程度を目安にしてください。
当てはまる腰痛症状がありましたか?
今回ご紹介した3つのツボを簡単にまとめると、
🔸 急に「ギクッ」と痛くなった
→ 腰痛点
🔸 腰からお尻・太ももの裏まで張る
→ 委中
🔸 腰を動かすと脚の外側まで突っ張る
→ 陽陵泉
というように、腰痛の症状によってツボを選ぶことがポイントです。
「腰が痛いから腰を押す」というだけではなく、手や膝など、腰から離れた場所にあるツボを使うのも鍼灸の特徴のひとつです。
ツボ押しをするときの注意点
ツボは、強く押せば押すほど良いというわけではありません。
「気持ちいい」と感じる程度の刺激で、無理なく行いましょう。
特に、ぎっくり腰などで急に強い痛みが出た直後は、腰を強く揉んだり、無理にストレッチしたりするのは避けてください。
ご自身の腰痛のタイプを確認しながら、無理のない範囲でセルフケアを取り入れてみてください。
また、痛みが強い場合や、なかなか改善しない腰痛でお困りの際は、無理に我慢せず、ぜひ当院へご相談ください。
腰痛は、**「どこが痛いか」だけでなく、「どんなときに痛むのか」**も大切です。
当院では、お身体の状態や痛みの出方を丁寧に確認しながら、一人ひとりに合わせた施術をご提案しています。
ご自身の腰痛のタイプを確認しながら、無理のない範囲でセルフケアを取り入れてみてください。
腰痛でお困りの際は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
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