腱鞘という部分で炎症を起こすことにより発生します。
腱と腱鞘は別々のものになります。例えるなら刀と鞘の関係です。
文字通り、腱は腱鞘の中に納まるような形でその間を通ります。
腱鞘の中を腱がスムーズに移動することで指の曲げ伸ばしができます。
ただ、日ごろの仕事や負担により腱が腫れてしまうことによって、
腱鞘を上手く通らなくなったり、摩擦を起こしたり、
滑液がうまく循環していないことで炎症を起こすことがあります。これが腱鞘炎です。
周産期の女性
デスクワークしている方
家事や手先をよく使う仕事の方
周産期の女性
産後のママに多い理由としては、お子様の抱っこがあげられます。
産後2ヶ月~3ヶ月くらいまでは首が座っていないので、首を支えるために自然と腕や手首に力が入ります。そのまま長時間抱っこをしていると、腱が張ってきて腱鞘と摩擦を起こしてしまい炎症を起こします。
また、女性ホルモンも関係があります。女性ホルモンにはエストロゲンというホルモンがあり、これが傷んでいる筋肉や腱を修復させる役割を担っているのですが、
出産後は分泌が乱れやすくなります。そこに普段の子育ての負担が蓄積してしまい、
腱鞘炎となります。
デスクワークをしている方
デスクワークは腱鞘炎を発生させやすい理由は、現在のパソコンの操作やマウスのクリックの動作、書き物などの手、指を長時間使っていることがあげられます。
指を動かしているのは腱です。長時間酷使することによって腱が張が硬くなり張ってしまいます。これが腱鞘と摩擦を起こす原因となってしまいます。
家事などで手先をよく使う方
主には更年期の女性に多く発症するとされています。細かい手作業などが多い、
長時間同じ作業をしている方は特に注意が必要です。
これも①、②と同様の経路をたどり傷めるケースが多いです。
・ヒアリング
どういった経緯があり現在のお悩みに至ったのかを詳しくお伺いします。
年齢や性別、お仕事、生活習慣などをお伺いしていきます。
・検査
ヒアリングをさせていただいた後は検査をいたします。
腱鞘炎、ド・ケルバン病かどうかを鑑別するテストでフィンケルシュタインテストというものがあります。
陽性の場合と陰性の場合で施術の内容が変わります。
また、身体の歪み、姿勢などの検査も行います。
普段の姿勢から来ている身体の歪みが血流を悪くしていたり、
骨盤の歪みがホルモンバランスを崩している原因となり、腱鞘炎を助長しているケースもあります。
・施術
ヒアリング、検査をさせていただきある程度の施術方針を決めて説明いたします。
そして納得していただいた上で施術をいたします。
〇筋肉施術で筋肉を緩めていく
〇炎症を抑えるためのアイシング
〇歪みを直すための矯正施術
〇仕事や家事・育児で休めない方のためのテーピングやサポーターの提案
〇家でできるホームケア
以上ことなどを考慮しながら行います。
施術後の経過もみながら次の施術ないようもお伝えいたします。
どれくらいのペースできたら良いかも丁寧にお伝えいたしますの、安心してお越しください。
当院のご案内・アクセス
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定休日:日曜、祝日
※年末年始など臨時にお休みさせていただくことがあります。
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